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2019年07月20日

里山の古民家 “スケルトン・リノベーション” 始まる!

相模原市緑区の里山と街中にて、住宅改修(スケルトン・リノベーション)が2軒着工しました。
施主様と何度も打合せを繰り返し、工事の計画を図面化して、積算そして契約。

まずは、解体!

築年数と既存住宅の傷み具合の差はあるにしろ、1軒はほぼスケルトン、もう1軒は外壁残しの、他はスケルトンに近いリノべ。
古民家は、じつに雰囲気がありそこまで壊さなくてもと思うときも多々ありますが、美観だけならまだしも、雨漏りがする・とっても寒い・そして地震に弱いなど、住み続けるにはちょっと厳しい。
そんな状態の2軒です。

着工前 (1) 着工前 (2)

そこで、ほぼほぼ壊して剥いてのスケルトン・リノべ。
壊してみて想像以上にひどく脆弱なことも多く、コストバランスを考え、どこまでやればいいのかが悩みどころ。
また、復旧するにあたり、メーカーさんの今どき建材を使ってしまうともともこもない風情になってしまうので、それもコストを考えながら、補強するところは補強して、雰囲気をだすところはそうしていく。
ここまででという割り切り、次の工程へと腹をくくるところはくくるというリノべが出来れば大成功で、創和建設の設計や現場スタッフが目を光らせながら進めていく。
解体完了時でさえ雰囲気のある古家ですが、これから大工さんをはじめ職人たちの力量が試されるところ。
これから先は、関戸御大をはじめ経験豊富な3人の大工さんが腕を振るっていきます。

解体状況(1) 解体状況 (2)

解体状況(3) 解体状況(4)

改修といえどもここまでやるとへたな新築よりも手間も時間もかかる。

完成後の写真は秋深い頃か…景色に溶け込むように再生する“里山の古家リノベーション”のはじまりです。
担当は、創和リフォーム工房の大橋と、創和建設の原・岡部が指揮をとります。

これからも増えていくであろうスケルトン・リノベーションという工事。センスと経験がものを言う。