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2019年08月19日

木組みの伝統工法 “鵠沼の家”

神奈川県藤沢市の鵠沼にて建設中の伝統工法の和の家。約1年を費やしての長丁場の工事になります。

監督は創和建設の小俣、大工の棟梁は、伊勢原から来ている市川君。ともに若き(?)木組みの家のスペシャリスト。
50坪を超えるほぼ平屋に近い安定感のある5寸柱の日本家屋で、大きく張り出した軒が落ち着きを感じさせてくれる。
一部2階が乗っていますが、そこは遠くに見える富士山や大山のための物見の櫓のイメージ。

木材は全てが地産地消の神奈川県産材。ヒノキ・杉の国産の造作材と、漆喰に覆われた仕上げ、そして建具とキッチンは新潟県上越市に本部をおく大樹の会の無垢+米糊による健康なものを使っています。
解体した建物の式台などの再利用もあり、楽しい仕掛けもたくさん。

決して偉ぶることのない‘落ち着いた現代民家’を感じさせるような、そんな“鵠沼の家”です。
この家が1年近い工期のため、(ご近所の新築住宅があっという間に仕上がるため自然住宅の宿命で)周囲の住宅にどんどん抜かれていきます。
2~3週間に1回程度の現場打合せでは「ぜんぜん、進んでないな~」と毎回思ってしまうくらいのサイズ感。遅くとも9月いっぱいには木工事は完了する予定、今回は工事途中の画像を少しだけアップしておきます。

じつは、創和建設は何気に湘南地区の家づくりも多い。そしてもっとも問合せが多いのが鎌倉市。ただ、渋滞や道路付けなどで施工エリアから外させていただいておりますが、藤沢市や茅ケ崎市までは約1時間で行けますので、建替え・新築の方、ぜひ創和建設にお声掛け下さい。(海の湿気には、調湿効果のある自然素材の家がぴったりです)

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