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2024年12月23日
わくわくが止まらない…大磯の大人の秘密基地!
1年ぶりの大磯の家は想像以上でした。創和建設の標準ともいえる自然な素材で建てた家の検査。
お仕事で伺いましたが、そこには「タイトル通りわくわくが止まらない空間」が広がっていました。
聴く、見る、読むそして楽しむ、そこはまさに大人の秘密基地。
「まずい!こんなに楽しい空間が日がっている。今日はちょっと仕事にならないぞ。」という感じ。
玄関を入ると、そこは広いリビング・ダイニング・キッチンそしてあえて一段下がったストーブの置いてある土間へ、
バリアフリーが全てでないことがよくわかる。
その先に、扉もない小さな書斎がある。扉はなくとも、そこはまるで別世界。
ちゃんと見えない感性の仕切りが存在します。
配置・方向そして段差が、ご主人の(籠りたい~)を見事に実現している。
大空間の続きというギャップがこれまた素敵。そう、大きくないサイズ感もちゃんと籠れるのです。
壁面には、造作本棚&レコードラックが、そしてその中にはぎっしりとご自身の大好きがこれでもかと並んでいる。
扉をなくしたことで疎外感もなくリビングからの繋がりは十分。(リビングの漆喰壁のホームシアターも良い感じです)
「あ!オールマン・ブラザーズだ。」「お!ニール・ヤングだ。」「え!トム・ウェイツまである。」実に楽しそう。
(このあたりで、住まい手さんのだいたいの年齢がわかってきます。日本人がスポンジみたいに吸収力抜群だった時代)
家づくりの顔合せの時に、3人に1人くらいの割合で、まず最初に聞かれることがあります。
それは「創和建設の標準仕様はなんですか?」創和建設は、建築家とのコラボが非常に多いこともあり、
また、多種多様のお客様とお仕事をするため、決まりきった仕様を持たないように心がけています。
決まりきった標準を伝えられないのです。
ただ、縛られないことも良いことのような気がしています。当然、健康と環境には配慮いたしますが…
「うーん、標準仕様ね~?」そしてその答えが、暮らされて数年たって伺ったときにわかります。
そう、家は人がいてナンボ!どうしたら、その方が楽しんで暮らせるか!アバウトだが「家族が、健康に楽しく暮らせる」が標準仕様。
そのために、たくさん喋り・たくさん聞いて・たくさん考えて、建築家や私たちがたくさんたくさん頭を使い汗をかく。それが方法!
そんなことを再認識させてくれた“”大磯の家“”。
最後に、いくら建築家が素晴らしくても、いくら職人が優秀でも、勝手ながら最後の最後の仕上げは
住まい手のお客様にかかっています。最後の調味料はお客様がかけます。ぜひ、楽しい家にしてください。
「皆さん、秘密基地を希望される方、ご遠慮なく私や設計者に伝えてください。弊社、秘密基地大好きです。
基地のコツは広くしないこと、広いと秘密ではなくなってしまう。ウキウキできなくなってしまいます。」
いつも思うこと「秘密基地は男の子のイメージ、奥様がその家全部の支配者、そしてその隅っこの小さな空間がご主人の秘密基地。男の子はどういう訳か狭いところが本当に大好き!」
そしてその小さな部屋がその家の中で最も素敵だったりします。
暮らしはじめて数年…リビングの隅っこにある書斎という名のその小さな小さな秘密基地の風景は、少年に帰った住まい手の目には、懐かしい子供の頃のセピア・カラーの風景が見えているのかもしれませんね。