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カフェみたいな暮らし・身近にアートのある暮らし

家カフェ・街の自然住宅

周囲の環境によって、つくる家は違ってきます。
自然の中で庭や畑に囲まれながら、外とのつながりを大切にする「里の家」もあれば、街中の限られた敷地の中、自ら工夫をして楽しい空間を作り上げる「街の家」もあります。

そんな、周囲を住宅や通りに囲まれた街の自然素材の住まい…創和建設「家カフェ・スタイル」

キーワードは、シンプル&ナチュラル・抜け感・素材感・経年変化・可変性・手作り・ニュートラル・エコなどに加え、広葉樹の床と白壁・アート・アイアン・古材・雑貨・モザイクタイル・チェッカーガラス・セルフビルドなど…

土地の高い「街の家」は、建物にかけられるご予算は限られてきます。
それでも自分らしい家をつくるために、その土地が持っているなんらかのポテンシャルを最大限利用し、設計者と一緒にアイデアとセンスで豊かな居住空間をつくっていく。
ローコストの弊害で健康が犠牲になることは絶対にしてはいけないし、どこにでもある使いまわしの間取りで建てることや、すべてを量産品の経年変化のない素材を使うことも避けた方がいい。かといってあまり細部にこだわりストイックになりすぎて、ダメダメ主義のギスギスした感じが家に現れるのも考えものです。

お隣の庭や街路樹をちょっとお借りして窓からの借景として計画したり、それもなければ空の見え方や遠くの山やビルを風景として利用したり…。
家も無駄に大きくせずに、間仕切りやドアの無駄を考え出来る限り減らし家具やカーテンで仕切る可変性の高い間取りを考えることもコスト削減のひとつの手法。これから先の生活もアタマに描きながら、「どこでも仕切るなんでも扉をつける」はイエローカードと考えます。
素材もご自身が100%望むものは使えないかもしれませんが、そこは優先順位をつけて妥協も必要。ナチュラルなスケルトンに近い空間に、暮らしながら自分の色をちょっとずつ後から足していっても、それはそれで楽しい。今までの間取りや生活が家づくりの基準ではなく、これからのしなやかな暮らしに想いを馳せていく。
雑誌に載っているようなシンプル&ナチュラル=オシャレというありきたりの言葉で踊らされ、チープで派手なだけの家づくりではなく、キッチリと素材感を出す「足し算の家づくり」を目指して…

最終目標は…「この家が好き」ではなくて、「ホッとできるこの空間と時間が大好き」。

狭い土地、傾斜地、ウナギの寝床、変形土地だからと言って諦めずに、どうぞお気軽にご相談下さい。すべてに環境が整った広い土地よりも、少しくらい障害がある土地の方が、建築家という人種は不思議と燃えるんです。

素で暮らす(家カフェ・街の自然住宅)は、すべてにおいて自由で自分勝手な住まいです。

協力:スタジオikb+「エコ・イエ」

身近にアートのある暮らし

「家づくりとは、このようにあるべき」だとか「家づくりでは、このような事をしてはいけない」というきちんとした理念は、優良な住宅をつくるためにはとても素晴らしいことです。ただ、あまりにそれがいき過ぎると、それはそれでとても不自由に思えてきます。

創和建設(本社)のある相模原市緑区藤野地区は「芸術の町」。個性豊かで創造的なアートを生業としている方や趣味で愉しんでいる方が、とてもたくさん暮らしています。そして、小さな町のわりに建築家の比率も高く、近隣の八王子や相模原市内には美術大学も数多くあります。

「せっかくモノづくりの人たちがこんなに身近にいるのだから、ぜひ一緒に出来ることがあるんじゃないか、暮らしにも活かせるんじゃないか?」そんな想いで始めた「建築コラボ…身近な暮らしの中のアート」。

暮らしに息づく(木工・布・アイアン・陶器など)手仕事。アートの人たちが作り出すちょっとした小物・雑貨からドア・照明・家具・キッチンなど多岐にわたる暮らしのアートは、独特の風合いを持ちながらも、実際にキチンと生活で機能する「暮らしの中の道具」だったり、遊び心いっぱいの「楽しむためのもの」だったり、「家にしっくり馴染む絵になるアイテム」や「趣味のいい空間のアクセント」だったりします。彼らの、こだわりと提案が、見慣れた量産品にはない手作り故の「素材感・やわらかさ・息づかい」を醸し出し、日々の暮らしの中に「素朴で美しいカタチと愉しみ」を与えてくれます。

  • 我が家だけの個性たっぷりな無垢の質感の玄関ドア
  • まるでカフェやバーにあるような大きな無垢カウンター
  • やわらかな灯りがほんわか辺りを包むランプシェード
  • 体にも見た目にも優しい手作りのオーガニックカーテン
  • 家族でくつろぐための手作りハンモックやハーブ …etc.

すべてが心のこもった手作りの一品。そしてそんなに敷居は高くない。

家は、それらと共存するためのシンプルな小屋や箱になればいい。壁は、すっきりとキャンバスのような真っ白な壁面になればいい…というのも一つの考え方。
身近なアートは「建築とアートのコラボ」でもあり、「住む人と作家たちとのコラボ」でもあり、その才能を少しだけ借り、家のあるパーツをちょっと変えるだけで、規格の家づくりでは到底考えられない自然で自由な世界を私たちに見せてくれるかもしれません。

家づくりは、工務店のお引渡しや施主様のお引越しが完成形ではなく、そこからお客様ご自身で少しづつ色付けをしていくもの。どうか、たくさん悩んで楽しんで自分らしい家づくりに向かっていってください。