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2019年08月01日
（仮称）相模原市・青い扉の家 完成！
先日完成した（セルフビルドもあるので、完全なる竣工はもう少し先）この家の名前は、施主さんが決めていただけるまでの間は、個人的に“青い扉の家”としました。
“青い扉の家”というと、ギリシャの島だったり画家のゴッホだったり建具メーカーのユダ木工だったりと私たち建築をやっている人間にとっては、ぼんやりと思い浮かぶイメージもありますが、この家はもう少し大人しく素材感があり自然な青の雰囲気です。
自然住宅では青い色はとっても使うのが難しい色。
それでも、その扉だけ‘ポン！’と違和感ない艶消しの色合いに仕上がったのは、施主さんの趣味の良さと塗装屋さんの努力のおかげかと…。
自然塗料のプラネット・カラーを混ぜて配色しつくった色とこの質感とても良いです！
キシラあたりだともっと簡単に出る色でも、より自然な塗料であるプラネットだと塗装技術とセンスが必要になります。
外装・シラス壁、内装・杉と漆喰という、いつもの創和の標準といっていい仕様ながら、
玄関ドアひとつでこうも変わるのかというお手本のような住まい。格子戸を染色したり、建具のガラスをチェッカーに変えたりと、細かく変えているパーツもありますが…十人十色の家づくり。
好きなことを盛り込んでつくるのはもちろんですが、細かいところまでやり過ぎ拘りすぎないということが伝わってくる、斜面地に建つ“相模原・青い扉の家”…また一つ創和建設の幅が広がりました。
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