ホーム > お客様の声 > vol.02 「ポチタマの家」 居心地の良いフラット空間 2匹の愛犬と暮らす家

vol.02

「ポチタマの家」

居心地の良いフラット空間
2匹の愛犬と暮らす家

相模原市/T様邸

間口からは想像できない開放感
光と風が吹き抜ける居心地の良い家

藤野地域の中でも比較的住宅が密集しているエリアに建ち、南北に細長いT邸。夫婦ふたり暮らしのコンパクトな造りのお家ですが、ひとたび中に入ると、間口からは想像もしなかった開放感に驚きました!「パッと見条件が悪そうに見える土地でも、その活かし方で大化けすることも少なくない」という創和建設さんの言葉で決めました。

高い天井と、仕切りのないひと続きの空間、全開放になる大きなガラス戸からは風が心地よく吹き抜け、柔らかい光が家じゅうに差し込んでいます。居心地がよく、不思議なぐらい、時間の流れがゆったりと感じられました。この土地にこの家を建てて大成功だと思っています。

夏は涼しく、冬は暖かい

「絶対に自然素材じゃないとダメだとまでは思っていなかったんですが、話を聞いてみると、やっぱり魅力的だと思いました」

ご主人がアレルギー体質気味であることや、薪ストーブに魅力を感じていたことなどもあって、徐々に自然素材の家を建てたいと思うようになりました。

「夏は涼しいし、冬は暖かいし、とても快適です。補助暖房として電気のパネルヒーターを買ったんですけど、全然必要なかったので、娘にあげちゃいました」

夏に冷房をほとんど使わないこと、薪ストーブや太陽熱温水器、藤野電力の独立電源システムを採用したこともあって、光熱費はかなり安く抑えられているそうです。

愛犬と暮らす工夫とアイデアが満載!
将来のために、バリアフリー対策も

そして、T邸の特徴は、なんといっても、2匹の愛犬と暮らすための工夫とアイデアが満載だということです。“犬と暮らす家”というのは、家づくりを始めた当初からのリクエストでした。

まず、1階に犬専用のお部屋があります。そのお部屋とリビングの半分は、汚れてもすぐに洗えるタイル貼り。北側のウッドデッキは、犬が走り回れる広さがあり、水道も設置しました。リビングの床は、一般的な無垢材よりも固めで傷がつきにくいものを使うなどの配慮もされています。

「1階は、犬がぐるぐる走り回れるようになっています。それと万一、車椅子になったとしても暮らし続けられるように、全部フラットにして、階段も安全に配慮した曲り階段にしてもらっています」

ガラス戸の向こうのウッドデッキまですべてフラットにしたことで、バリアフリー対策だけではなく、空間を広く見せることにも繋がっています。

時間がなくても、根性がなくても、
田舎暮らしは楽しめる

自然素材の家に住んでいるというと、暮らしにもこだわりがあるのではと考えてしまいますが、T様はご自分たちのことを“なんちゃって田舎暮らし”だと言います。

「ウッドデッキのセルフビルドを薦められたんですけど、ふたりとも仕事をしていて時間がないので、結局職人さんに作ってもらいました。薪は林業保護の名目で専門の方から購入することにし、畑もやりたいとは思っていたんですけど、今はご近所の方の無人販売を活用させて頂いています。時間がなくても、根性がなくても、田舎暮らしはできると思います」

T様は、ご自分たちのペースで、無理なく、田舎暮らしを楽しんでいます。その自然体な姿が、居心地の良いお家と重なりました。今後ますます、暮らしが馴染んで、居心地の良い空間になっていくような気がしてなりません。

リビング一面のガラス戸を開けると、ウッドデッキ、さらには目の前の景色と繋がって、ますます広がりのある空間に。南向きで日当たりが良く、ここで、愛犬とのんびり過ごすことも。

設計士さんと相談して、リビングの雰囲気に合った赤い薪ストーブをチョイス。背後の遮熱板も、違和感のないように白く塗りました。

家の中で、唯一仕切られているのが寝室。エアコンもこの部屋だけは取り付けました。壁の下側には小窓があり、薪ストーブの暖気を取り入れたり、エアコンをつけた時に冷気を下に送る役割を果たします。