ホーム > お客様の声 > vol.13 「土間のある家」 広い土間から始まる 快適で開放感のある家

vol.13

「土間のある家」

広い土間から始まる
快適で開放感のある家

相模原市/K様邸

玄関を開けてまず広がるのが、部屋ひとつ分はありそうな広い土間。道具や荷物を置いてもちっとも邪魔にならず、庭仕事の時もそのまま出入りできてとても楽なんだとか。

直感から始まった
自然素材の家づくり

K邸は、「風のいえ・プロジェクト」のうちの1棟です。いろとりどりのお花が植えられたアプローチを上がって玄関をくぐると広い土間があり、そこから、リビングと奥の和室まで、まっすぐに空間が続いています。遮るものが何もないせいか、とても開放的で、実際以上に広く感じられました。

じつはK様は、多少興味があった程度で、自然住宅にそれほどこだわっていたわけではありませんでした。創和建設で土地探しをした流れで、半ば直感で、自然住宅を建てることにしたのだそうです。

「自然住宅に対してはまったく抵抗はなく、提案を受け入れたっていう感じでした。冷静に考えてみれば、家で過ごす時間ってすごく長いじゃないですか。子どもが吸ってる空気だって、将来影響してくるかもしれない。そう考えると、少々時間とお金をかけてもいいと思いました」

設計に時間をかけて理想を実現
後悔のない家づくりを目指す

奥から、土間、ダイニング、リビング、そして写真手前には和室が続いている広々空間。子どもたちが走り回るのもうなずけます。

K様は、家を建てることが決まってから自然住宅について猛勉強し、設計には約半年の時間を費やして、設計士さんと綿密な打ち合わせを重ねました。

「設計士さんに頼んで建てると決めた時点で、自分たちができるところまではしっかりやらないといけないと思いました。だって、人任せにしてダメだったら後悔するじゃないですか」

ずっと暮らす家だからこそ、後悔のないように取り組みたい…。そのために「寝ずに考えた」というほど、検討に検討を重ねました。その結果、要望はほぼ取り入れてもらうことができ、実際に暮らし始めてからも、不満はほとんどないと言います。

「しいていえば、子どもが男の子ふたりなので、家の中を走り回れるようにしたいとお願いしたんです。そうしたら本当にものすごく走り回っちゃって、それが失敗といえば失敗でしょうか(笑)」

なんとも微笑ましい、失敗談です(笑)

便利さも取り入れることで
ストレスなく快適な暮らしを

「あんまり頑張りすぎてもストレスになると思ったので、うちは自然住宅の中では、比較的便利さも兼ね備えているほうだと思います。食器洗浄機も入れましたし、お風呂も木材は使いませんでした。もちろん、気を使ってないわけではなくて、あまり悪い材質を使っていないユニットバスを選びました」

また、薪ストーブを導入する方が多い中、K様はペレットストーブを採用しました。ペレットとは、木屑やおが屑を再利用して作られた小粒の固形燃料のこと。環境に優しく、燃焼効率が良いことから、近年注目を集めています。

「使い勝手は、ほかの家電とまったく変わらないですね。タイマーをセットしておけば、朝起きる時間に自動で点けておくこともできます。1台で、家全体がしっかり暖まりますよ」

パッシブソーラーシステム「そよ風」を導入したことも大きいそう。冬でも、晴れてる日の昼間は暖房を使わないで過ごせます。逆に夏はとても涼しく、夜はエアコンをまったく使わなかったのだとか。

直感から始まった自然素材の家づくり、けれどもその暮らしはとても快適で楽しそうです。きっとこの先も、充実した豊かな暮らしがますます育まれていくのでしょう。

庭には、菜園スペースもあり、家族みんなで野菜づくりを楽しんでいます。

とても素敵だったエントランスアプローチは、パーマカルチャー・ガーデナーの矢田陽介さんが手がけたもの。

ペレットストーブは、家全体を暖めるため、大きめのものを。