ホーム > お客様の声 > vol.16 「命が輝く家」 家作りを通して生き方作り 繋がりを大事に出来る家に

vol.16

「命が輝く家」

家作りを通して生き方作り
繋がりを大事に出来る家に

相模原市/Y様邸

窓から見えるのは、目の前の山の一面の緑!新緑や紅葉の季節が待ち遠しくなる風景です。

床にそのまま座ってくつろげる2階のオープンスペース。

家づくりが、生き方を考えるきっかけに

日当たりが良く、風も吹き抜ける南斜面に建つY邸。住宅街にありながら、窓からは建物が一切見えず、見えるのは山々の緑だけという、ちょっぴり羨ましい環境です。

通常、傾斜地に家を建てる場合は、テラスなどを作って1段上げた上に建てるものですが、Y邸は地面に何度か基礎を打ち、スキップフロア構造を採用することで、地面と接するように作られました。これはご主人の「土との繋がりを大事にしたい」という強い想いから実現したもの。おかげで、外に出やすく、薪割りなどの作業をする姿を子どもたちに見せることができるそうです。

「最初は自分の稼いだお金で自分が住む家を建てるっていうだけのイメージでした。でも創和さんは違ったんです。家づくりを通して、自分の生き方や生活づくりを考えるきっかけを与えてくれました」

なるべく自然素材で家を建てたいと思っていた程度で、薪ストーブも太陽光パネルも、大変だからと、取り入れるつもりはなかったというY様。ところが創和建設を通じて出会った人たちに話を聞いているうちに、たとえ大変でも、そのありがたみを生活する中で感じられるのはいいことだと思うようになりました。

「そういうことを考え出したら家づくりに対する考え方が変わってきました。セルフビルドも、やってみたら職人さんの大変さとすごさがわかって感動しました。もしほかのところで建てていたら、僕はそういうことには気づけなかったんじゃないかと思います。“俺の家建てたぞ、どうだ!”で終わっていたんじゃないかな」

子育て仲間に設計を依頼

対面キッチンを採用する方が多い中、Y様は「子どもに親の後ろ姿を見せたい」と、あえて壁付けキッチンに。

そんな、たくさんの思いとこだわりが詰まった家づくりを支えてくれたのは、友人でもある設計士の桝さんです。桝さんが設計するのは、ご自身の家に続いて2度目のことでした。

「子どもたちが同級生で、同じ保育園に通っているんです。だから、子育て中で大変なのに引き受けてくれました。打ち合わせも子どもたちを一緒に見ながらできるし、送り迎えの時に相談できるので、すごく助かりました。すごくいい家ができあがって、本当に桝さんに頼んで良かったと思います」

人、土地、家と繋がる

職人さん、設計士さん、友人や家族、ご近所の方々…。家づくりを通してY様が実感したのは、そんなたくさんの繋がりでした。「命が輝く家」と命名したのは、繋がりを大事にできる家にしたいという思いからだそうです。

「人との繋がり、土地との繋がり、家との繋がりという3つの繋がりがテーマになりました。玄関をわざわざ畑側に作ったのも、繋がりを意識して、必ずリビングを通って家に入れるようにしたかったからです。そうしたら、近所の子どもたちがよく遊びにくる家になりました(笑)。土地との繋がりは、そのまま、土と離れない家づくり。家との繋がりは、自然素材を使うこと、そして今後メンテナンスしていくことでより深まるのではないかと思っています」

生き方までも考えさせられたというY様の家づくり。この先も、たくさんの力強い繋がりを生み出していく、すてきな家になりそうです。

畑側から建物全景。「すぐになくなるぞ」と言われて、せっせと作ったという薪は、すでに大量のストックが!「今は好きでやっていると思われているかもしれませんが、冬がきたら、妻が僕のありがたみをわかってくれるんじゃないかと(笑)」とご主人。来年からは少しずつ畑も始める予定です。

2階スペースの一角は、なんと、床が格子状になっています。光や風が抜けて、洗濯物も早く乾くなど、いいことづくし。

太陽光パネルは地域の手作りエネルギー団体藤野電力の100Wパネルを1枚だけ設置。天気の悪い日が続くと、照明が切れることもあり、そのたびに電気のありがたみを感じるそう。