ホーム > お客様の声 > vol.20 カフェをつくりヤギを飼う8年後の未来を描いてつくった「日向(ひなた)の家」

vol.24

「はじまりの家」

雑誌に出てきそうなおしゃれな空間
アンティーク家具が映える家

相模原市中央区/H様邸
2016年10月竣工 設計:小野和良

インテリア雑誌の表紙になりそうなおしゃれな家

相模原市でも、人口の多い中央区エリア。その中央区の、家々が立ち並ぶ住宅街に建ったのが、H様邸です。

落ち着いた柔らかい風合いの外観もすてきですが、驚くのは中に入ってから。リビングに入ると、木の香りとともに飛び込んでくるのが、インテリア雑誌の表紙にでもなりそうなおしゃれな空間です。

アンティーク家具が随所に配置され、照明から作り付けの本棚、ダークブラウンに塗装された床に至るまで、どれもが家具に合わせてシックなしつらえになっています。対面キッチンの正面にはダイニングテーブル。その先には小上がりになった和室があり、本棚には子ども用の絵本やおもちゃがいっぱいに並べられていました。調理道具や食器類までも、そのしつらえの中に、ストンと美しく収まっています。

2階は吹き抜けの広い空間となっていて、随所にアンティーク家具を配置。その広い空間と緩やかにつながる奥の主寝室では、これまたアンティークのミシンが存在感を放っていました。

自由度の高い創和建設の自然住宅

なんだか家具のお話ばかりしていますが、それというのも、H様邸の家づくりは、この家具たちから始まっているのです。

じつは奥様は大の骨董好き。デートは朝6時に集合して骨董市、なんてこともしょっちゅうだったそう。「朝6時は業者と同じ時間ですから(笑)」と旦那様。

そうして少しずつ集めた家具や道具が似合う家を自然素材でつくりたい。そう考えていたH様は、希望を叶えてくれる工務店を探しました。しかしH様のイメージどおりの自然住宅をつくってくれる工務店はなかなか見つかりません。そんなときに創和建設のウェブサイトを見つけて話を聞いたところ、他の工務店と比べて、とても自由度が高かったのだそう。

「本当に「なんでもいいよ」ぐらいに言ってもらって(笑)。創和さんだったら、自分たちの好きなことができて、自然素材も使える。ほかのハウスメーカーさんでは工期が決まっているから難しいって断られたDIYも、創和さんは「面白いからやりましょう」って言ってくれました」

家具が予定の位置に収まって、完成!

H様はやりたいことが決まっていて、具体的なイメージもすでにありました。「あとはH様が持っているものに合わせた“箱”をつくればよかった」と話すのは、創和建設の自然住宅設計を初めて手がけた設計士・小野和良さん。事前に持っている家具の写真をもらったり、サイズを聞いたりして、どこにどれを置くかまで一緒に考えながら設計をしていきました。

小野「だからこの家は、H様が引っ越してきて、家具が全部予定の位置に収まってようやく完成、だったんです」

大変だったのは、奥様のご実家が家相に厳しかったため、キッチンや玄関の位置、子ども部屋の場所など、かなり決まりごとがあったこと。問題がないかどうか、設計したあとにお寺に行って確認もしてもらいました。

しかし、不思議な居心地の良さと機能的な間取りは、そんな決まりごとがあったとはちっとも感じさせません。それはきっと、H様が持っているイメージがクリアで、そのイメージが実際に具現化できていたからなのかもしれません。

DIYをきっかけに近所の子どもたちが集まる

取材中、近所の子どもたちがH様邸にやってきては中を覗き込んでいました。引っ越されてまもないのに、すっかり地域に溶け込んでいるなと驚いていると、そのきっかけとなったのは、じつはDIYだったと教えてくれました。

H様は壁塗りや床の塗装、キッチンの収納など、できるところは可能な限りDIYしました。そして玄関前に枕木を埋める作業をしていたときに、近所の子どもたちが「何をしているの?」と集まり出し、お手伝いをしてくれたのだそうです。それ以来、子どもたちは週末になるとH様の家まで遊びにくるようになりました。

「作業を手伝ってくれたのはとても助かったんですけど、本当に毎週遊びにくるのでたまに困ります(笑)。友だちの家って言うんですけど、友だちって息子じゃなくて主人のことなんですよ(笑)」

人によって「自然」の形はさまざま。大好きなものと自然なものとに囲まれた等身大の暮らしに、いつのまにか人が集まる。そんな都会での自然住宅のあり方を見せてもらった気がしました。