ホーム > お客様の声 > vol.04 「モクレンの丘」 まるで外にいるかのように 美しい風景を楽しむ家
vol.04
「モクレンの丘」
まるで外にいるかのように
美しい風景を楽しむ家
相模原市/N様邸
静かな里山
眺望の良い高台に建つ家
里山の中、少し小高くなった場所に建つN邸。まず目を引くのは、そのすばらしい眺望でした。リビングからは、遠くの山並みがどこまでも見渡せるのです。「この眺望が気に入ったんです」とN様。車の往来が少なく、周囲はとても静かで、風が心地よく吹き抜けていきます。
田舎で子育てがしたい、と東京から藤野に移住してきたN様は、土地を探している時に創和建設を訪れました。そして、気さくな社長と旦那様はすっかり意気投合してしまったのだそう。
「社長さんが面白い方だったのも、創和建設にお願いすることにしたきっかけですね」
自然エネルギーを利用して
コンパクトでエコな暮らしを
自然住宅の建築に特に熱心だったのは旦那様でした。自然エネルギーの導入にも積極的で、太陽熱温水器や薪ストーブを設置したほか、室内の照明はすべて、藤野電力の独立型ソーラーシステムで賄っています。コンパクトなシステムですが、一部、冷蔵庫の稼働にも電力を回せるようになっています。
「雨の日が続くと、照明がつかなくなることがあるんです(笑)。でも、それはそれでいいかなと思って」
“中にいても外”みたいな家
地形を活かしたステップフロア
キッチンとダイニングがすべて土間になっているのも、N邸の大きな特徴です。外から靴のまま出入りでき、汚れても掃除が楽な土間は、奥様たっての希望でした。
「“中にいても外”みたいな家がいいなというのがあって。ただ、冬は思っていたより足元が寒かったです。夏はひんやりしてすごくいいんですけどね」
そのキッチン・ダイニングから数段高くなったところに、リビングスペースがあります。これは、もともと土地が下がっていたのをそのまま活かして、ステップフロアにしようという設計士さんのアイデアでした。
「リビングに上がる階段が、とても気に入っています。座ると、ちょうど窓から外の景色が見えるですよ。だからいつも腰掛けて、景色を見てぼーっとしています。友だちがきても、みんなこの階段に座りますね」
子どもたちも一緒にセルフビルド!
そしてN様は、現在もセルフビルド真っ最中です。子どもたちも協力しながら、少しずつウッドデッキを作っています。完成すれば、そのまま外に出られる土間の良さが活かされて、より“中にいても外”のようなお家に変わっていくのかもしれません。
また、玄関側の軒先は、通常よりかなり屋根がせり出しているので、そのスペースの有効利用も考えていきたいそう。
「これからは、外回りのことをいろいろやっていきたいですね。お庭も整えたいし、物置小屋も作りたいし、木も植えたい。それと、畑もやりたいです」
取材中、子どもたちが「つくしが生えてたよ!」と、嬉しそうに駆け込んできました。その活き活きとした姿が、ここでの暮らしを物語っていました。美しい風景の中で、N邸はどんどんその風景と寄り添い、溶け込んでいくのでしょう。
ウッドデッキのペンキ塗りは、子どもたちもお手伝い。最終的には、倍ほどの広さのウッドデッキになる予定ですが、まだまだ先は長そう…、とのこと。
家の前のモクレンは、家を建てる時に現在の場所に植え替えたもの。どうなるかと心配していましたが、見事に、花を咲かせてくれました。N邸のシンボルマークです。
広い敷地では、子どもたちが元気に走り回っていました。