ホーム > お客様の声 > vol.10 「凛の家」 家族が集まる木の家づくり 絵で描ける二世帯住宅

vol.10

「凛の家」

家族が集まる木の家づくり
絵で描ける二世帯住宅

山梨県上野原市/K様邸

キッチンにも、光がたっぷり入ります。

左右対称の二世帯住宅

国道からほど近い、昔ながらの町並みが残る路地の一角に建つK邸。柔らかな印象の庭と、芸術家の方に制作してもらったという郵便ポストがひと際目立つアプローチを通り抜けます。ちょうど中央に大きな両開きの玄関があり、建物はみごとに左右対称。そのシンプルさには、美しさすら感じます。

K邸は、二世帯住宅です。1階には、ご両親と伯母様が、2階にはK様が住んでいます。2階は、梁が見える高い天井と、広々としたリビングが印象的です。南北に設置されたベランダの大きな窓からは、風が心地よく吹き抜け、光もたっぷりと入ってきます。

「きっかけは、うちの近くの家がインターネットに掲載されていたことです。どの工務店だろうと思ったら、隣の駅にある創和建設でした。すごく近かったので、突然お邪魔して、話を聞いたんです」

ガルバリウムの外壁で、木をたくさん使う家を建てたかったというK様。創和建設の建てる自然住宅は、まさに理想にぴったりの家でした。

絵で描けるような家

実際に、家を描いたイラストが飾られていました。

「主人は、絵で描けるような家にしたい、と言っていました。シンプルで、四角や三角だけで描けてしまうような、そういう家がいいと」

家づくりを主導したのはご主人様。奥様のこだわりは「洗面所のタイルぐら(笑)」というほど、ご主人の思いが詰まったお家です。芸術家の方にポストを作ってもらったり、テーブルやイスは藤野にあるBC工房で揃えたり、壁には霧島の火山灰を使ったシラス壁を採用するなど、細部までこだわりが満載です。

「気に入っているのは吹き抜けの天井ですね。間接照明にしてるんですけど、いくつかは、天井に向かって照らしてるんですよ。そうすると、夜は、どこかほのぼのした感じの明かりになって、ついのんびりしたくなってしまうんです。あとはベランダですね。広いので、夫婦で星を見ながら、ゆっくり話ができる場所です」

リビングが自然と家族の集まる場所に

1階はどの部屋もリビングを通って入る造りになっていて、みんながリビングで顔を合わせます。この造りのおかげで、いつでも家族の顔が見えるし、自然と1階のリビングに人が集まるのだそうです。

「子どもの面倒を見てもらったり、ご飯を作ってもらったり、とても助けられていて、2世帯住宅にして、本当に良かったと思っています」

いつでも家族の気配が感じられ、優しい木の温もりに包まれているK邸。家を建てられてからもう2年も経っているのに、K様の家は、まるで新築のようにきれいでした。この家を、とても大切にしていることが、その丁寧な暮らしぶりの中から、伝わってきました。

玄関から、1階リビングを望む

家族が集まる1階のリビング。無垢材だから、床に座る暮らしも心地いい。

吹き抜けの天井と大きな窓で、開放感のある2階のリビング。