ホーム > お客様の声 > vol.20 カフェをつくりヤギを飼う8年後の未来を描いてつくった「日向(ひなた)の家」
vol.20
「日向(ひなた)の家」
カフェをつくりヤギを飼う
8年後の未来を描いてつくった家
相模原市緑区(旧相模湖町)/K様邸
2016年2月竣工 設計:カザラ設計
店舗部分はカウンター+土間のコンパクトな空間。
8年後にカフェをやりたい
旧相模湖町の閑静な住宅街に建つ、三角屋根の家。創和建設の新しい企画、“カフェいえ”スタイルの、洋風な佇まいのお家です。
こちらのお家、よく見ると玄関がふたつあります。ひとつはご自宅用、そしてもうひとつは店舗の入口用として作られたものです。子育てがひと段落する8年後を目標に、いつかカフェをやりたいという奥様の夢のため、あらかじめ店舗部分も含めて設計したのだそう。土間になっている店舗スペースはリビングやテラスと緩やかに繋がっていて、お店を始める前にもいろいろな活用方法が考えられそうです。
なんといっても居心地がいいのは、高さのある吹き抜けが開放感たっぷりのリビングルームです。とても広いのでお子様がびっくりするほどよく走り回るようになりました。また、目の前が畑で視界が開けているため、南向きの大きな窓からは山々が連なる美しい風景を見ることができます。
ナラやベイマツを使った洋風住宅
K様が思い描いていたとおりだという三角屋根と白い壁の家。広々とした敷地では、この先、畑をやったりヤギを飼ったりと、夢が膨らみます。
K様は、気に入る土地が見つからず、いい工務店も見つからずに行き詰まっていたときに、たまたま創和建設のホームページを見つけて、連絡を取りました。
創和建設では、地元産材の利用を推奨しています。そのため、必然的に杉やヒノキの家が多くなるのですが、K様は、創和建設にいらっしゃる前から避暑地にあるような洋風の木の家を建てたいという明確なビジョンをもっていました。杉やヒノキでは、そのイメージとはどうしても違ってしまいます。
それでも創和建設に決めたのは、きちんとした木の家を建てていたこと、そして“社長の人柄”だったそうです。
「たとえば、窓を木枠にしたかったんですけど、どこの工務店にいっても“おすすめしません”ってやんわり断られるんです。でも志村社長だけは“この家は木枠(がいい)でしょ”って即賛成してくれました。あれは嬉しかったです。でも結局予算の関係で、木枠じゃなくなっちゃったんですけどね(笑)」
創和建設でも、K様の理想の家を実現できるようにと洋風住宅を得意とする設計士さんに依頼し、地元産材にこだわらず、ナラやベイマツ、アルダンなどの木材を使用して建てることになりました。「おかげでイメージどおりの家になりました」とK様。
薪ストーブの暖かさに驚く
K様は、設備に関してはそれほどこだわりはなかったそうです。ただ、創和建設で建てた家を見学させてもらうと、ほとんどの家が薪ストーブを導入していたため、それならばとK様も取り入れてみることにしました。
ところが実際に住んでみると、しっかりとした断熱と薪ストーブのおかげで真冬でもほとんど寒さを感じず、その暖かさにとても驚いたそうです。
「みなさんが薪ストーブがいいっていうのはこういうことか、と思いましたね。断熱もしっかりしていただいたので、夏も楽しみです」
薪ストーブの魅力は暖房だけではありません。料理好きの奥様は、大好きな煮込み料理が手軽に楽しめることに、とっても魅力を感じているのだとか。
未来への夢がいっぱいに詰まった家
すでにご近所の方々とも打ち解け、玄関には白菜や大根が届けられることもあるというK様。旦那様は、最寄り駅まで片道30分を歩いて通勤しています。
「それも含めて楽しんでいます。今は家に帰ってくるのが楽しくて仕方がない状態で。妻もそうだと思うんですけど、家が暮らしの中心になっている感じがします」
K様にはカフェのほかにもうひとつ“ヤギを飼いたい”という夢もあります。そのために敷地は2.5区画分を購入しました。もう1軒家が建てられそうな広々とした敷地に、いつか、草を食んでいるヤギの姿が見られるかもしれません。
K邸には、未来への夢がいっぱいにつまっています。この先どのように変化し成長していくのか、今からとても楽しみです。
2階の子供部屋。予算の都合上、2階部分は漆喰ではなくクロスにしました。「もしやっぱり漆喰がいいと思ったら、クロスを剥がせば、いつでも塗れますからね」と設計士さん。
料理好きな奥様のため、キッチンは広々としたステンレス製。取材当日も、手づくりのケーキを振る舞ってくださいました。
ナラの無垢材を使った床はお子さんが寝転がっても安心。