ホーム > お客様の声 > vol.15 「多摩境の家」 セルフビルドを楽しむ 街中(まちなか)の自然住宅

vol.15

「多摩境の家」

セルフビルドを楽しむ
街中(まちなか)の自然住宅

東京都町田市/I様邸

工務店との信頼関係から始まった
こだわりの木の家づくり

町田市・多摩境の閑静な住宅街に佇むI邸。和の雰囲気漂う玄関を抜け、2階に設けられたリビングに上がると、遠く市街地のビル群を見渡すことができます。陽射しが燦々と降り注ぎ、風が気もち良く吹き抜ける、居心地の良い空間です。

「創和建設で建てることにした決め手は、社長の人柄なんです」

じつはI様は、空調システム「そよ風」をやっている工務店を探していて、創和建設を知りました。ところが実際に話を聞きに行くと、社長はまったく「そよ風」を薦めてくれません。それよりもまず、家自体にしっかりお金をかけたほうがいいと言われたのだそう。

「地熱・太陽熱・薪ストーブにしろ、そちらをメインに考えて、家の本体がとても華奢になるのは本末転倒」ときっぱりと。

「設計も、僕らは工務店の方にお願いすればいいと思っていたんですけど“絶対に設計士に頼んだほうがいい。そのほうがいい家ができるから”って。この人は、なんて正直な人だろうと思いました(笑)。こういう人だったら信用できるし、損することはまずないだろうなと。建てていた家もいい感じの家が多かったので、すぐ創和さんに決めました」

やりたいことが決まっていたから
最初の設計案から変更はなし

子どもをリビングに連れてくるような間取りにすること、子供部屋を作らないこと、全員の衣類がしまえる収納部屋を作ること、ロフトの手すりを格子にすることや、丸窓をつけたいといった要望は、すべて叶ったというI様。設計も、最初に出されたものからまったく変えていません。

「やりたいことは決まっていて、最初にお願いしたことが全部だったからかもしれません。できなかったのは、家の中に木を生やしてほしいと言ったことと“そよ風”ぐらいです(笑)」

まだ引っ越してきて間もないですが、部屋は暖かく、居心地がいいそうです。また、毎朝くしゃみをしていたお子様が、まったくくしゃみをしなくなりました。自然素材のチカラの素晴らしさですね。

やってよかったと実感!
家に愛着が沸くセルフビルド

そして、I様が頑張ったのがセルフビルドです。創和建設の壁塗りワークショップに参加したところとても楽しく、自分たちもやってみようと挑戦することにしました。その結果、約2ヶ月間の週末をセルフビルドに当て、夫婦ふたりと近所に住むお母様とで、壁の漆喰塗りやキッチンのタイル貼り、床のワックス掛けなどを、すべてやり切りました。ポイントは、夫婦で協力してやることだそう。

「奥さんにやる気があるかどうかは大事だと思います。ひとりでやってたら、たぶん途中で諦めてました。でも、本当にやってよかったと思っています。普通の工務店ではなかなかやらせてくれないと思うので、すごく貴重な体験でした」

これからやろうか迷っている人がいたら「絶対にやったほうがいい」とご主人。

「よく言われる話ですけど、家に対する愛着が沸きます。やってみたら、本当にそうでした。へたくそなところもあるけど、それも味になるんじゃないかなと」

愛情をたっぷり注がれて完成したI邸での暮らしは、まだ始まったばかり。幸せそうな家族の姿が目に浮かぶようで、この家の未来がとても楽しみになりました。