ホーム > お客様の声 > vol.07 「大空間の家」 工場跡を利用した 自然素材のリノベーション住宅

vol.07

「大空間の家」

工場跡を利用した
自然素材のリノベーション住宅

相模原市/O様邸

まるでカフェのように
落ち着きのあるナチュラルな空間

住宅街に、突如現れる無骨な外観。どことなく、家らしくない雰囲気が漂っていますが、それもそのはず。じつはO邸は、工場跡を利用した自然素材のリノベーション住宅なのです。

「初めは土地を探していましたがなかなか見つからず、諦めかけていた時に創和建設さんにここを紹介されました。私も主人もすっかり気に入って、即決したんです」

中に入ると、風景は一変します。無垢材の床や漆喰の白い壁、土間からそのまま入れる業務用キッチンに、家族が並んで座れる広いカウンター、そして何より、その面積の広さ。リノベーションだけでここまで生まれ変われるのかと驚くほど、落ち着きのあるナチュラルな空間が広がっています。

室内に入った取材スタッフはみな、思わず口を揃えて訊ねました。「カフェでもやられるんですか?」

工場跡を活用する
メリットとデメリットは?

「この家に慣れてしまったので、天井の低い家はもう無理かもしれないです(笑)」

一方で、デメリットはまったく感じないと言います。工場というと、夏は暑く、冬は寒そうなイメージがありますが、意外にも1年中快適なのだそう。

「私も、夏の暑さや冬の寒さについては、すごく覚悟していました。でも思った以上に快適で、夏はエアコンを一切使いませんでしたし、冬も小さいファンヒーターとホットカーペット、こたつだけで大丈夫でしたね」

夜中まで作業して作り上げた
セルフビルドのお手本

O様は、できるところはすべて、ご夫婦ふたりでセルフビルドしました。その頑張りたるや「セルフビルドのお手本」と呼べるほどです。たとえば、ご主人は壁や外壁のパネル貼りを、奥様は壁の漆喰塗りをすべて担当しました。ご主人は仕事が終わったあとにきて、夜中に作業したそうです。

「面積が広かったので、それが大変でしたね。予算がない中で、創和さんや設計士の方が知恵を出してくださって、快適な家ができました」

ワークショップやヨガ教室を開催!
横の広がりができる楽しい家

取材スタッフが、カフェでもやるのではと想像してしまったほど、開かれた雰囲気のあるO邸。駐車スペースも広く、人が集まりやすい条件は揃っています。アロマ・コーディネーターの資格をもつ奥様は、今後、アロマのワークショップを開催したり、先生を招いて、終了後にフットバスやハーブティが楽しめるヨガ教室を定期的に行っていく予定だそう。

「何かやりたい人がいたらうちでやっちゃいなよって誘える、人を呼びやすい空間ですね。横の広がりができる、楽しい家だと思います」

人口減少に伴って、今後、空き家はますます増加していくと言われています。中古物件が、アイデア次第ですてきな空間に生まれ変わる事実を目の当たりにして、リノベーションという、新たな住まいの可能性にとてもワクワクさせられました。とてもセンスのいい奥様です。

思わずカフェと見間違えたリビングスペース。統一されたインテリアがなんともおしゃれです。部屋には、アロマのいい香りが漂っていました。

広い土間には、来冬までに薪ストーブを設置する予定。現在置かれている業務用灯油ストーブは、工場の残置物をそのまま使っていますが、本当に寒い日に数日つけた程度で済みました。

リノベーション前、唯一仕切られていた元事務室のスペースは、そのまま奥様の仕事部屋に。かなりの広さがあり、ワークショップをやるのにもぴったり。